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志免町男女共同参画社会に関する意識調査の報告

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年7月1日更新 <外部リンク>

平成29年12月に町民の皆さんと町内事業所に対し、男女共同参画に関する意識調査を行いました。ご回答いただいた皆さん、ご協力ありがとうございます。今回は、平成24年以来5年ぶりとなる調査です。

アンケート結果につきましては、報告書を「役場 まちの魅力推進課」「図書館」「シーメイト」「生涯学習1号館」に設置しています、また全文も掲載していますので、ぜひ閲覧してください。

 

結果の一部を紹介します。

町民意識調査

調査対象 無作為に抽出された18歳以上の志免町在住の方2,000人

回収率 31.4%

質問項目 「男女の地位の平等感について」  8つの分野での平等感について尋ねてみました。皆さんはどこに当てはまりますか?

【調査結果】

家庭生活では、全体で「どちらかといえば男性の方が優位」(23.3%)と、「男性の方が優位」(14.8%)を合わせた「男性優遇」と感じている人が38.1%います。同じように「女性優遇」と感じている人は23.8%となっています。

社会全体でも、全体で「男性優遇」が73.2%を占め、まだまだ男性の方が優遇と感じている人の割合が高くなっています。

性別で分けた考え方ではなく、一人ひとりが「自分らしく」生きることができる社会をつくるためには、固定的な男女の役割から自由になる意識が定着することが、男女共同参画社会の実現へとつながります。

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質問項目 「夫婦・恋人(パートナー)の暴力について身近で見聞きしたことありますか?」

【調査結果】

DVがテレビや新聞などで取り上げられるようになり、その認知度は71%と高くなっていることがわかります。

また、女性で「自分が暴力を受けた」は14.7%、「身近に暴力を受けた人がいる」は17.2%、「身近な人から相談を受けたことがある」は、6.9%と見過ごすことができない数値となっています。

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DV被害は、自責の念が強いことが特徴です。別の質問「暴力受けた(自分、身近な人、知り合い)後の対応」で、どこにも相談しなかった女性は4分の1を占めます。周囲に悩んでいる人がいたら、下記の相談機関をお伝えください。

   【かすや女性ホットライン】 電話401-5353

   相談日時 毎週月曜日~日曜日 10時~17時(祝日・年末年始を除く)

    ◎ 毎週木曜日は19時まで、相談無料、女性相談員が対応

企業意識調査

調査対象 無作為に抽出された町内企業・事業所1,000件

回収率 13.3%

質問項目 「女性従業員を活用するために、どのような取り組みをしていますか?」

【調査結果】

女性を活用する取り組みとしては「特に何もしていない」が42.1%と最も高くなっています。行っている取り組みの中では「業務に必要な知識や能力資格習得のための教育や研修を、性別に関係なく実施している」「仕事と家庭を両立させるための制度を充実させている」で、2割を超えています。

少子高齢化で労働力人口が減少していくことが確実な今、女性の活躍が必要になると考えられます。女性にとって働きやすい環境づくりがますます求められていくでしょう。

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