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ニセ電話詐欺に注意

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年8月9日更新 <外部リンク>

ニセ電話の被害が増えています

 福岡県警によると、県下のニセ電話詐欺の被害認知件数が増加しています。本年6月末までの被害金額は、5億7百万円、被害認知件数は300件を超えており前年同月より被害額は、1億5千万円も増え、被害認知件数も前年同時期の166件から2倍近く増えています。

ニセ電話詐欺に注意しましょう

ニセ電話詐欺 福岡県では、ニセ電話詐欺の中でもオレオレ詐欺が増えています。息子や娘、警察官、官公庁職員などをかたり、「お客さんから預かったカードを落としてしまった」「今日中に保険料を決済(支払い)しなければならない」などと電話口で言われ、代理人を名乗る男に現金をだまし取られた事例や、金融庁職員を名乗る者から「あなたの口座が事件で使われています。暗証番号を変えたほうがいいですよ」「暗証番号を変えるためにキャッシュカードを預かります」「○○という者を取りに行かせます」などと言われ、自宅に訪れた金融庁職員を名乗る者にキャッシュカードをだまし取られた事例があります。

ニセ電話詐欺は女性からもかかってきます

 オレオレ詐欺、ニセ電話詐欺は、詐欺師の中に女性も加わっています。息子をかたる「オレオレ」だけでなく「ワタシ、ワタシ」と娘をかたって詐欺をはたらく者もいます。オレオレ詐欺の通称で男性からの電話だけ気を付けるのではなく、女性からの電話でもお金の話が出たら詐欺と考えてください。

ニセ電話詐欺と思ったときは

 ニセ電話詐欺だと分かったときは、すぐに電話を切ってください。
電話が本当かもしれないと思っても、息子、娘、血縁者を名乗っていた場合は、いつもの電話に電話をかけて確認をしてください。絶対相手の言った電話番号にはかけなおさないでください。
警察や、官公庁の職員を名乗っていた場合は、部署名や係名、担当者、連絡先を確認して、一旦電話を切ってください。そのうえで、電話帳やインターネットなどを使って、自分で調べた電話番号に電話をかけて確認してください。この場合も絶対、相手の言った電話番号にはかけなおさないでください。
また、知らない相手にお金を預ける、知らない口座にお金を振り込むことは、絶対にしないでください。

「電話でお金は、すべて詐欺!」

 ○『電話でお金はすべて詐欺!』ニセ電話詐欺に遭わないための福岡県警察の標語です。電話でお金はすべて詐欺

1.電話で『お金』の話は、すべて詐欺

 家族や官公署を名乗る電話でも、電話でお金の話が出たら、すべて詐欺です。
 家族や警察に相談してください。

2.現金を送る前(渡す前)に、まず相談!

 ニセ電話詐欺(特殊詐欺)の犯罪者は、「誰にも言わないで」「銀行で尋ねられたらこう言って」などと言葉巧みに誘導して、被害者を孤立させようとします。
 とにかく、電話で『お金』の話が出たらお金をおろす前、お金を準備する前、お金を送る前(渡す前)に、警察や家族に相談してください。

ニセ電話詐欺に遭ったときは

ニセ電話詐欺に遭った場合は、すぐに連絡をしてください。

連絡先は

○かすや中南部広域消費生活センター
 開設日   月曜日~金曜日(土日祝日、12月29日~1月3日は休み)
 受付時間 10時00分~15時30分
 電話番号 092-936-1594

○粕屋警察署 生活安全課
 電話番号 092-939-0110(粕屋警察署代表)