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通信業者を装ったフィッシングメールにご注意ください

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年6月17日更新 <外部リンク>

通信業者を装ったフィッシングメールにご注意ください

相談事例

〈ケース1〉使用しているスマートフォンに、契約中の通信業者から「2段階認証の確認が必要」とのメールが届いた。komattaメールに添付されていたURLをタップし、本人認証に必要なIDとパスワードを入力。その後、自分は全く使用していないのに、インターネット通販で音楽やコンテンツ等を購入しキャリア決済(携帯電話会社が提供する決済サービス)されたとの通知がスマートフォンに入った。すぐに不正使用の被害を通信業者に連絡したが、取引を止めてもらうまでの30分の間にも次々と決済がなされ、最終的には約5万円を使われてしまった。粘り強く申し出をした結果、通信業者は不正利用の調査をしてくれることになった。数日後、今度は何者かがインターネット通販でキャリア決済に登録していた自分のクレジットカードを使い、デジタルコンテンツを約13万円購入・決済したと判明。警察に届け出をし、クレジットカード会社にも事情を話したところ、補償対応されることとなった。

〈ケース2〉毎月、携帯電話会社からくる通話料金等のお知らせが来るSMS(ショートメッセージサービス)の場所に、「異常ログインの可能性があるので検証をお願いします」というメッセージが届いた。いつもの携帯電話会社からの連絡だと思い、何の疑いも持たずIDとパスワードを入力した。翌日全く利用したことのないTVショッピングで何かを購入し、5万円のキャリア決済がなされていると判明。携帯電話会社に問い合わせたが相手にしてもらえず、購入先に尋ねても詳細は教えられないと言われ、途方に暮れている。

                           

アドバイス

sinpai〈ケース1〉では、不正利用に気が付いてすぐに関係業者に申し出をし、協力を得ることができましたが、本人認証に必要なIDやパスワードが使われていること等を理由に請求取り消しに応じてもらえない場合もあります。

〈ケース2〉正規の携帯電話会社が発信するSMSの場所にフィッシングのメッセージが送られてくるケースも確認されています。今後一層注意してください。

 

 

フィッシング詐欺に遭わないために・・・

 IDやパスワード、カード情報などの個人情報を不正に入手するフィッシング詐欺に遭わないために、メールに添付されているURLは安易に開かないようにしましょう。fissinngu

  • SMSやメール内のURLを安易にタップしない!
  • PCやスマートフォン等の画面でパスワードや認証コード等の個人情報を安易に入力しない!