このたび6月21日から、まん延防止等重点措置の対象範囲外である志免町において、公共施設などの20時までの時短営業が決定しました。
同じく対象範囲外である粕屋町、宇美町、須恵町、篠栗町、春日市、大野城市、大宰府市など周辺自治体の状況を一通り調べたところ、まん延防止等重点措置対象範囲外地域の飲食店への時短要請に合わせた21時までの制限か、もしくは制限なしで営業再開する形になってるようです。
周辺自治体もそうであれば、そういうものなのかと理解もできたのですが、志免町だけ20時までとなった理屈が全く理解できませんでした。
飲食店への時短要請も、明確に北九州市、福岡市、久留米市以外の市町村は21時までとなっていますが、志免町だけ独自で20時までの時短要請を出していたりするのでしょうか?
もし志免町は他の糟屋郡などの自治体に寄せるのではなく、福岡市に寄せるという方針であるのなら、一般庶民に都合の悪い部分だけ寄せるのではなく、例えば志免町では時期未定となっている60歳未満の人へのコロナワクチン接種券送付も、福岡市は6月30日に発送が決定しているように、私たちが行政に期待しているような部分も福岡市と同等のレベルを目指していただきたいです。
今回のまん延防止等重点措置に対する志免町の対応は、自分たちに都合の悪い部分だけ福岡市に寄せられてしまったという印象しかないので、今後も長く住ませてもらう志免町に対して少しでも納得感を得るために、今回なぜこのような決定になったのか補足でご説明をいただけませんか?
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
(令和3年6月21日投稿)
志免町の公共施設の使用制限につきましては、町民の皆さまに大変ご不便をおかけしております。また、日頃から感染防止対策にご協力をいただき心から感謝申し上げます。
ご質問に回答させていただきます。
まず初めに、志免町内の飲食店は、福岡県のまん延防止等重点措置の対象ではなく、県からは21時までの営業時間短縮要請が出されていますが、志免町独自で20時までの営業時間短縮要請は行っておりません。
次に、町の公共施設の使用時間を20時までとしたことにつきましては、6月21日の志免町新型コロナウイルス感染症対策本部会議において、これまでの糟屋郡内の新型コロナウイルス感染症新規陽性者のうち、志免町居住の方が約20%を占めていることや、感染性の強い変異株の脅威を警戒し、早期の感染再拡大を防ぐことを重視した結果、7月11日までこのような対応を取らせていただくことを決定しました。
その後、福岡県及び糟屋郡の感染状況を踏まえ再検討を行い、本日、7月1日から通常の使用時間に戻すことを決定しました。ただし、今後の感染再拡大の状況によっては、使用制限緩和の延期や、一旦緩和した後に再度制限を設けさせていただくこともありますのでご了承ください。
ワクチン接種につきましては、現在64歳以下の基礎疾患をお持ちの方及び高齢者施設従事者の方へ優先して接種券を発送したところです。続いて60歳から64歳の方へ6月末に接種券を送付する予定です。ワクチンが自治体の人口に応じて段階的に供給されることから、今後のワクチン供給予定を勘案して、その他の対象者の方々へ接種券を発送するように準備を進めております。
町民の皆さまには、大変ご不便とご迷惑をおかけしておりますが、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
(令和3年6月28日回答)