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避難生活を考えよう

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年3月1日更新 <外部リンク>

災害に備えよう!災害を考えよう! R03年3月号

 昨年は、7月の大雨や台風9号・10号の災害で避難所への避難を実行された方もいらっしゃいました。それぞれの避難は一晩で終了できましたが、地震や河川の大規模氾濫などは、被害が大きくなるため避難生活が長期にわたる可能性があります。
その場合、仮設住宅などが利用できるまでの間、避難所や車中泊での避難生活、自宅避難などいくつかのある避難生活方法から自分にあった避難方法を選択する必要が出てきます。

避難生活を考えてください

 避難される際に、皆さんが思い浮かべるのは、避難所での避難生活だと思います。
避難所へ避難するほか、自宅の状況に問題がない場合は、自宅避難を選んだり、自宅に問題があって避難所での共同生活、その他の問題で避難所に入れない方は、車中泊避難を選ばれます。
また、被災地を離れ、親戚や友人の家に避難する方法もあります。
 それぞれの避難に良いところ悪いところがありますので、被災した状況や避難者の事情を考慮して、良い避難方法を選んでください。

 避難所への避難について

 避難所での避難生活は、体育館などの施設で多くの家族が集団生活を送ることになりますので、今までの生活とは全く違う環境になります。個人の利用できるスペースは、限られているため、個人のパーソナルスペースや家族のテリトリーをお互いに干渉して、プライバシーを維持するのが難しくなります 。また食事、消灯時間など日常のスケジュールは統一されるので、時間の使い方が制限されます。

車中泊避難、自宅避難について


 避難所でのプライバシーに配慮が必要な方や、ペットと同伴の方などは、避難所での避難生活ではなく、車中泊や
自宅での避難生活を選ばれることがあります。
 車中泊避難のメリットは、プライバシートの確保が容易でありながら避難所の駐車場を利用することで避難所の生活と同程度のメリットを受けることができますが、施設内よりも寒暖の問題にさらされること、同じ姿勢を続けることでエコノミークラス症候群を発症する恐れがあります。

 自宅避難は、家の安全が確保され下水道の利用ができる場合に選択してください。
日常に最も近い避難のためプライバシーの確保や健康維持が容易ですが、情報の伝達や食料の確保は各家庭で行う必要があります。

健康に注意しましょう

 避難所などにおける生活が長期に及ぶと、様々な健康への影響が懸念されます。
避難生活の際は、できるだけ健康に過ごすために、以下のことを心がけましょう

1.水分補給をする
 避難生活では、様々なストレスやトイレの数が限られるなどの理由でトイレに行かないで済むよう水分を摂る量を減らす人がいますが、体内の水分量が減ると脱水症状を起こしたり気温の高い中では、熱中症になったりします。
脱水症状は、夏の暑い中だけでなく冬の乾燥した季節も注意が必要です。

2.定期的に体を動かす
 避難所生活では、スペースが限られ、寝た状況や座った状況の生活が多くなりがちです。
 また、車中泊での避難生活でも、狭い座席に座っている状況が続きます。
このような同じ姿勢を長時間続けるような状態だとエコノミークラス症候群を発症する可能性がありますので、予防するためにも定期的に体を動かし、十分に水分を摂るように心がけてください。

3.感染症の流行を防ぐ
 避難所での集団生活では、感染症が流行しやすくなります。感染症を避難所に持ち込まない心構えと、感染症を流行させないために、こまめな手指消毒をするようにしてください。