これからの季節、梅雨の終わりの大雨や台風による雨を伴った災害が増えてきます。昨年と同じように志免町に大雨警報が発表されることも考えられます。避難所への避難は、徒歩での避難が原則です。日ごろから避難所の確認、避難経路、避難した時の連絡方法など家族で話し合い、万が一の災害に備えましょう。
大雨での避難所開設は、気象庁の大雨警報が発表された以降に降雨状況を判断して行います。
道路が冠水している場合や、河川の水位が高く氾濫しそうになっている状況など、避難所への移動に危険を伴うようであれば、避難所への避難をせずに家屋の高い場所への垂直避難をしてください。
台風の時の避難所開設も気象庁の警報が発表されてからになります。
台風に備えた避難は、雨や風が酷くない時間のうちに完了してください。特に、強風の中避難するのは大変危険です。飛来する物がぶつかったり、強風にあおられて転倒したりする恐れがあります。
台風の接近が分かった時点で、家の外にあるものを家の中にしまったり、飛んでいかないようにしっかり固定してください。避難と同時にこれらを行おうとすると避難が遅れたり、対応が取れなくなる可能性が出てきます。
大雨や台風の中避難する際に傘が役に立たない場合があります。レインコートではなくレインスーツを人数分準備して、避難グッズを入れるリュックサックやカバンは、防水性が高いものを選んでください。また避難経路の確認や雨の中での情報収集にスマートフォンを利用される場合は、防水機能があるものか、防水された状態で使用してください。
避難所に着いたときは、びしょ濡れの状態になっていると考えられますので、水を拭くタオルなどを取り出しやすいところに収納しておいてください。
地震の時の避難所開設は、地震発生後になるところが、上記の災害と大きく違います。
そのため、余震や建築物の倒壊、火災など危険を回避して避難所への避難をしていただくことになります。
安全を確保するために、隣近所や町内会組合など、まとまって行動してください。
昨年6月の広報紙に併せて、志免町の防災ハザードマップを志免町の各家庭に配布しております。
防災マップには、避難所のことをはじめ、防災情報や志免町の過去の災害など、多くのことが載っています。
防災マップを確認して、日ごろから防災意識を高め、万が一の災害にも対処できるようにしてください。