9月1日は防災の日です。「政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」日として制定されました。9月1日は、94年前に関東大震災が東京を襲い甚大な被害が起きた日になります。
また、防災の日の前後(8月30日~9月5日)を防災週間に制定し、国民みなさまの防災意識の向上を目指しています。
1.災害が起きた時に。
災害には、台風による風水害、大雨による洪水、地震などの自然災害、また紛争や戦争、人の悪意に基づく災害など、様々なものがあります。
災害に直面した時に一番に考えなければいけないのは、自分の身体・生命を守ることです。人は、いざというときにパニックを起こし普段では考えられないような行動をとる場合もあるといわれています。しかし、普段から災害について考え備えているだけで心の余裕が違ってきます。万が一の事態が起きた時に慌てないように日ごろから最低限の備えをしてください。
2.災害に遭遇した時に。
普段から災害について考え準備をしている人でも災害を目の当りにすると茫然自失の状態になる場合があります。しかし、そのままでは災害に巻き込まれ自身も被害者になってしまいますので、出来るだけ素早く自分の意志・思考を取り戻してください。そして自身の安全の確保を最優先に行動しましょう。
また、近くに同じような人がいたら声をかけ共同で行動してください。
3.二次災害を起こさないようしましょう。
発生時の災害から身を守ることができても、2次災害に遭わないように注意しましょう。また、自分の身の回りを確認して2次災害を起こさないように、2次災害に遭わないようにしましょう。
災害には、台風の進路や大雨の天気予報などで事前に予想がつくものがありますが、地震などいきなり襲ってくるものもあります。
地震について志免町は西側に警固断層、東に宇美断層と主要活断層に挟まれた場所にあります。2005年の福岡県西方沖地震では、警固断層を震源として動き大きく揺れましたが、宇美断層は、有史以来地震の記録がなく、いつ揺れてもおかしくないとも考えられています。警固断層についても、揺れ残りがあるといわれながら10年以上が経過しております。地震には細心の注意を払ってください。
また、人の悪意に基づく災害は、テロや紛争、事件といった形で現れます。巻き込まれそうな場合は、自分の身体生命を守ることを第一に考えましょう。
災害はいつ起こるかわからないために『自分には関係のないもの』、『縁の遠いもの』、『自分だけは大丈夫』といった考えでなく、万が一の事態を考え災害に備えておきましょう。