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6年規範意識教育「アルコールの害」について

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年1月19日更新

雁の巣病院の神谷先生にアルコールの害について話していただきました。

アルコールの害 アルコールの害

神谷先生(上の写真)から、スライドを使ってアルコールの害についてお話していただきました。但し、アルコールを適量、楽しく飲むのであれば、害にはならないことをはじめに注意されました。適量以上飲むと、脳が萎縮するのにびっくりでした。神谷先生は、実験や体験、クイズも交えながら、とても分かりやすく話され、子どもたちも興味深く聞き入っていました。 

アルコールの害 アルコールの害

これは、豚レバーを水とアルコールの2つにつけました。右が白くなっているのが分かります。右はアルコールにつけたのですが、焼けた状態なんだそうです。これが、おなかの中で起こっていると考えると、飲みすぎは禁物です。     

アルコールの害 アルコールの害

パッチテストで、アルコール分解酵素があるのかを調べています。腕の所にリバテープを貼り10分経過後、みてみました。右の子の腕が少し赤くなっています。アルコール分解酵素が少ないので、アルコールに弱い可能性があるそうです。それが悪いのではなく、アルコールに弱いことを知っておくことが大事なようです。

飲酒運転撲滅に取り組む山本美也子さんも来校

アルコールの害 アルコールの害

粕屋町で起こった飲酒運転による事故で最愛のお子さんをなくされた山本美也子さんです。小学校で「アルコールの害」の学習があるということで来校されました。子どもたちは、山本さんがお子さんを飲酒運転でなくされていたことを知っていたので、とても一生懸命に話を聞いていました。山本さんは中学や高校へよく講演にいかれています。「小学校のうちからこのような学習をすることが大切だ」と話されていました。 

アルコールの害

さいごに、神谷先生へのお礼と山本さんに元気を出してほしいという願いから、みんなで合唱の贈り物をしました。

小学校でのこのような学習が飲酒運転撲滅につながることを願っています。〈K〉