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マダニに注意しましょう

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年5月29日更新 <外部リンク>

 平成27年5月19日、重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome:Sfts)の患者が福岡県内で初めて確認されました。Sftfの主な感染原因は、ウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染するとされています。(すべてのマダニがこのウイルスを持っているわけではありません。また、この他にもマダニが媒介する感染症には日本紅斑熱やライム病が知られています。)

マダニとは

  • マダニはマダニ科のダニ類の総称で、食品等に発生するコナダニ類や衣類や寝具に発生するヒョウヒダニ・ツメダニ類など、家庭内に生息するダニとは種類が異なります。
  • マダニ類は、比較的大型(吸血前で3ミリメートルから4ミリメートル)のダニで硬い外皮に覆われており、吸血すると10ミリメートルから15ミリメートルになります。(家庭内に生息するダニの多くは、0.5ミリメートル以下です。)
  • 日本でも全国的に分布しており、主に森林や草地等の屋外に生息していて、市街地でも見られることがあります。

マダニによる感染症を予防するには

マダニは春から秋にかけて活動が活発になりますので、以下のことを参考に感染を予防しましょう。(これらの予防方法はツツガムシにより感染するつつが虫病の予防にも有効です。)

マダニの生息場所

マダニは、シカやイノシシ、野ウサギなどの野生動物が出没する環境に多く生息しています。また、民家の裏山や裏庭、畑、あぜ道などにも生息しています。

マダニから身を守る服装

野外では、腕・足・首など、肌の露出を少なくしましょう。

  • 首にはタオルを巻くか、ハイネックのシャツを着用
  • シャツの袖口は軍手や手袋の中に入れる
  • シャツの裾はズボンの中に入れる
  • ハイキングなどで山林に入る場合は、ズボンのすそに靴下を被せる
  • 農作業や草刈りなどでは、ズボンの裾は長靴の中に入れる

マダニから身を守る方法

  • 上着や作業着は家の中に持ち込まない
  • 屋外活動後は、シャワーや入浴でダニが付いていないか確認する
  • ガムテープを使って服に付いたダニを取り除く

忌避剤の効果

  • 海外ではマダニ対策に忌避剤(虫よけ剤)が使用されていますが、日本にはマダニ用に市販されている忌避剤は今のところありません。
  • 日本では、ツツガムシ(ダニ目ツツガムシ科)を忌避する用途で、衣服に塗布して使用する忌避剤(医薬品)が複数市販されています。このような忌避剤を使用し、マダニに対して一定の忌避効果が得られることが確認されました。
  • ディート(忌避剤)の使用でマダニ付着数は減少しますが、マダニを完全に防ぐわけではありません。忌避剤を過信せず、様々な防護手段と組み合わせで対策を取ってください。

もしマダニに咬まれたら

ダニ類の多くは、長時間(10日間以上のこともある)吸血します。吸血中のマダニを無理に取り除こうとすると、マダニの口器が皮膚の中に残り化膿することがあるので、皮膚科などの医療機関で適切な処置(マダニの除去や消毒など)を受けて下さい。

マダニに咬まれたら、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱などの症状が認められた場合は医療機関で診察を受けて下さい。

関連情報

啓発ツール

マダニに注意しましょう(リーフレット) [PDFファイル/139KB]

 


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