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令和元年度 第3回『志免町の在宅医療を担う多職種連携研修会』を開催しました!

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年2月6日更新 <外部リンク>

 志免町では、平成26年度より、地域包括ケアシステムの構築を目的として、町内の在宅医療にかかわる医療・介護の専門職の連携を図るため、『志免町の在宅医療を担う多職種連携研修会』を開催しています。

 令和元年度3回目となる研修会を下記のとおり開催しました。


<令和元年度第3回 多職種連携研修会>

日時:令和元年11月13日 水曜日 19時00分~21時00分

場所:町民センター2階 視聴覚室

内容:講演「在宅医療の実践事例について」

参加者 :69名

      医師・歯科医師・薬剤師・看護師・理学療法士・作業療法士・社会福祉士・精神保健福祉士・
      主任ケアマネジャー・ケアマネジャー・介護福祉士・保健師・行政職員 他

 


研修会の様子

  今回の研修会は、実際に在宅看取りを行っている医師による講話を受け、多職種連携による在宅医療・介護の成功例や失敗例を知り、在宅死についての理解を深めることを目的に実施しました。
  研修会の講師として、むらおかホームクリニック院長である村岡 泰典氏にお越しいただきました。

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 【意見交換の様子】

  講話終了後、近くの席の方々と意見交換をしました。

  意見交換をされている方の中には大人数で円を作って話し合いをされている様子もみられました。

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 【質疑応答の様子】

  質疑応答の時間には、普段めったに話を聞くことができない先生に、専門職からもたくさんの質問がありました。

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 研修会後のアンケートでは、

・紹介された事例がよくあるケースで、とても分かりやすかったです。多職種全員がACP(※)について理解して、情報共有をはかっていくことができると、合意につながっていくのではないか、と思いました。貴重な講演ありがとうございました。

・在宅医療を推進する上で本人・家族・医療介護関係者の相互理解が必要である、ということを講話の中で実践事例を聞いて実感しました。‟在宅で”看取ることが‟最終目標ではない”というワードに少し救われた気がします。

・本人の意見はもちろんのこと、家族や専門職それぞれの意見を聴くことは非常に重要であることが改めて分かりました。その場で、専門職として、自分が何をすべきなのかと考える機会になりました。

といった感想・意見がありました。

 

※ACP(Advance Care Planning :アドバンス・ケア・プランニング)
患者さん本人と家族が医療者や介護提供者などと一緒に、あらかじめ今後の医療や介護、終末期について話し合うことや、意思決定が出来なくなったときに備えて、本人に代わって意思決定をする人を決めておくプロセスのこと。

 


次回開催について

 今年度の多職種連携研修会の締めくくりは、『志免町在宅医療啓発講演会』です。

 医療・介護の専門職だけでなく、地域の住民のみなさまも一緒に志免町の支えあいの仕組みづくりについて考えましょう!

 多くの方々の参加をお待ちしています。

   ≪日時≫令和2年2月7日 金曜日 19時~開演

   ≪場所≫シーメイト

 詳しくは、こちらをご覧ください。 ⇒ 志免町在宅医療啓発講演会

 

 なお、町内の医療・介護の事業所に勤務されている専門職で研修会に参加されたい方は、福祉課 高齢者包括支援係(志免町地域包括支援センター)までご連絡ください。