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マルチ商法(連鎖販売)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年12月26日更新 <外部リンク>

マルチ商法(連鎖販売)について

マルチ商法とは、商品などを販売しながら会員(販売員)を勧誘し増やす事でリベートが得られるとして、消費者を会員としてその下に子会員、孫会員と数を増やしながら商品を販売していく商法であり、「連鎖販売取引」とも言われます。
会員を増やすため友人・知人・後輩などに声をかける事例が多くあります。また最近ではインターネットのコミュニティサイト、メールなどを利用して販売・勧誘が行われています。
「会員を増やすだけですぐにお金になる」、「誰でも簡単にお金儲けができる」などといった甘い言葉には注意してください。 マルチまがい

≪対処法とアドバイス≫

〇マルチ商法は特定商取引法で「連鎖販売取引」として規制されており、契約書を受取った日、または、再販売物を受取った日のどちらか遅い方から20日以内はクーリング・オフができます。
〇クーリング・オフの期間が過ぎた後でも、会員は将来に向かっていつでも解約して退会する事ができます。入会後1年以内で未使用品をかかえている場合、商品を受取ってから90日以内であれば、解約料(購入価格の10%が上限)を支払うことで商品を返品することができます。
〇マルチ商法では、身近な友人、親戚、知人、後輩などを会員にしようと勧誘することが多く、そのため人間関係が壊れてしまった人がいます。
〇マルチ商法の説明会などでは、閉めきった会場で成功の話のみを聞かされるので、「自分も簡単に成功できる」、簡単に儲けることができるような錯覚に陥りますが、儲けを出す、成功することができるのは、勧誘を最初に始めた方と数名のみです。うまい話は裏がありますので注意してください。