訪問購入

訪問購入について

訪問購入は、「押し買い」とも呼ばれ、訪問販売「押し売り」と同じく、飛び込みで家にやって来て家の中の価値のあるものを無理に買取っていくものです。
不用品を買い取ると行って家に来た業者が、指輪やネックレスなどの貴金属や価値のある着物、貴重なものなどを安値で買取り問題になっています。

≪対処法とアドバイス≫

〇訪問購入は、法律により突然訪問するような飛び込みの勧誘はできません。また消費者から物品の査定を依頼されて訪問した場合でも、依頼物件以外の査定の勧誘行為は禁止されています。（不招請勧誘の禁止）
〇訪問購入の場合でも、事業者名、住所、連絡先、買取り物品の種類や特徴、購入価格、引き渡しの可否やクーリング・オフ制度が記載された書面の交付が義務付けられています。
〇訪問購入でも8日間のクーリング・オフの制度が認められています。クーリング・オフ期間中（書面の交付日から8日間）は、買い取物品の引き渡しを拒むことができます。また、事業者はさまざまな方法により物品の引き渡しを強要することも禁止されていいます。
〇訪問購入の規制対象外になる物品として、車（2輪車は除く）、家具、家電製品（携行が可能なものを除く）、本、CD、DVD、ゲームソフト類、有価証券が規定されています。