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「フリマアプリ」を利用した取引は慎重に

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年7月2日更新 <外部リンク>

 ~  買主も売主も基本的には自己責任です ~

相談事例  

<ケース1>偽物が届いた

 スマートフォンのフリマアプリでずっと欲しかった数量限定生産のスニーカーを見つけ、「正規販売店納nisemono品書付」と書かれていたため購入した。しかし送られてきたものは明らかに偽物で納品書の日本語記載もおかしかった。キャンセルしたいが出品者と連絡が取れない。(30代 男性)

<ケース2>商品が届かない

 フリマアプリで素敵なブランドコートが出品されており、「美品」と紹介されていたため購入した。商品発送のメールは来たが10日たっても商品が届かない。アプリ運営会社の電話番号がわからず問い合わせもできない。(60代 女性)

<ケース3>追加料金を請求された

「簡単に儲かる」という情報商材をフリマアプリで購入。全く儲からないので出品者に連絡をしたところ、追加料金を払えば使い方をアドバイスすると言われた。当初の説明と全く違うので運営会社に苦情を言ったが、取引は終了しているので当事者間で話し合うよう言われた。(20代 男性)

ひとことアドバイス

★「フリマアプリ」を利用した金銭・商品のやり取りは、売主と買主の間に運営会社が入り仲介はしますが、基本的には個人間の取引となるため、万が一トラブルが発生した場合、当事者間で解決するのが原則です。

★大手のフリマアプリでは、支払いにフリマ運営会社を介して代金をやり取りする「エスクローサービス」が導入されています。代金の支払いを直接売主に行うのではなく、買主が一定の手続きをしないと売主への代金が保留になるので、売主と買主にトラブルが発生した場合は、その間に当事者同士で話し合います。

★取引をする場合はまず規約をよく読み、出品者が設定したルールの確認をし、慎重に利用しましょう。運営会社によっては<ケース2>のように電話での問い合わせ窓口はなく、メールやサイト上でのメッセージ機能でしか対応していないところもあります。komatta

★フリマアプリは手軽に利用でき、未成年者の利用も増えています。サービスを利用する場合は家族等で利用方法を十分に話し合いましょう。

★出品したものが偽造品だとなんくせをつけられ、商品代金が支払われなかったなど、出品者側からの相談も増えています。便利さだけでなくトラブルが起こった時のリスクも考えて慎重に取引をしましょう。