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小学校の防災対策について

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年1月15日更新 <外部リンク>

投稿内容

昨今の自然災害、特に地震による報道を見て子どもが学校にいる時間帯に地震が起きたら…
と思うと二つほど要望が出てきました。
まずは防災頭布の常備…県外の学校では自席の椅子に常備していることがあったり、
入学の準備品などにもなっているようです。通学時には帽子を被るようになっていますが、
普通の帽子であり頭を守るのには頼りないものです。準備出来る家庭からでも良いので徐々にでも
普及していって欲しいです。
次に災害時の引き渡しについてです。
年度初めに児童の引き渡し場所についての書類を書いた覚えがありますが、
実際に災害が起きた場合は混乱すると思います。先生方もお子さんがいらっしゃったり
すると思うので少しでもスムーズな引き渡しが出来るよう、参観の後など利用して
引き渡しのシュミレーションをして頂きたいです。
ぜひご検討をよろしくお願いします。

(令和6年1月3日投稿)

回答内容

ご意見ありがとうございます。
元日の石川県能登地方の地震では、広範な地域で甚大な被害が発生しました。
このような中で、ご心配に思われてのご意見であろうと推察します。
まず、町内の小中学校におきましては、日頃より自然災害の危険に際して臨機応変な行動や対応をとることができるよう、児童生徒に様々な防災教育を行っています。
自然災害はどこでも発生しうることを踏まえ、自らの命は自らの行動で守ることができるよう主体的な行動を身に付けさせることや、住む地域における防災上の課題や災害時の危険を認識し日常的に備える必要性を考えさせ、発達段階に応じて社会の一員として災害時や事後に周りの人々や地域の人々に配慮や支援が出来るような教育を行っています。
また、町内の小中学校全校で火災や地震に関する避難訓練を行い、災害時の的確な状況判断、適切な行動の仕方、避難経路の確認等も行っています。
青少年赤十字が文部科学省と気象庁の協力のもと作成した防災教育プログラム「守る命 広める防災」という教材を活用し、避難訓練を実施している学校もあります。
その様な中で、ご要望にありました防災頭巾につきましては、現状では常備品としては捉えておらず、各学校からも要望として上がってはおりませんが、これからの防災教育をはじめとした様々な場面において必要であると判断した場合には、防災頭巾に限らず防災用品の整備をしていきたいと考えるところです。
次に災害時の引き渡しについてです。
引き渡しのシミュレーションにつきましては、志免町の全校ではありませんが、緊急時に子ども達が安全に下校できるように、保護者に学校に迎えに来てもらう引渡訓練を実施している小学校があります。
大変有意義な訓練ですので、このような事例を他校にも広めていければと思うところです。
志免町の教育現場の充実につきましては、様々な努力をしております。
今後もより一層の充実に努めますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

(令和6年1月16日回答)