前日は、大雨による休校となりましたが、今日は、雨も降ることなく4つの学年で
体育科として「着衣泳」の学習を実施しました。
水泳の時間は、第1・2学年では「水遊び」として、水の中を移動する運動遊びや
もぐる・浮く運動遊びの楽しさに触れ、行い方や動きを身に付けることを目標として
います。また、仲良く運動したり水遊びの心得を守って安全に気をつけたりすること
もねらいとしています。
第3・4学年は「水泳運動」として、浮いて進む運動やもぐる・浮く運動の楽しさ
や喜びに触れ、けのびや初歩的な泳ぎ、息を止めて吐いたりしながらいろいろなもぐ
り方や浮き方をすること目標としています。また、仲良く運動したり水泳運動の心得
を守って安全に気をつけたりすることもねらいとしています。
第5・6学年は「水泳運動」として、クロールや平泳ぎで手足の動きに呼吸を合わ
せて続けて長く泳ぐことを目標としています。また、安全確保につながる運動として、
背浮きや浮き沈みをしながら続けて長く泳ぐことも目標としています。さらに、約束
を守り助け合って運動したり、水泳運動の心得を守って安全に気を配ったりすること
もねらいとしています。
各学年に共通している「安全」に関する指導として、着衣泳を実施しています。
着衣のまま水に落ちた場合の対処の仕方について、まずは着衣のまま水に入りその
感覚を体験します。
そして、「浮いたまま待つ」を身に付けていきます。「あごをあげる。」「声を
出さない」「手を広げ、動かさない」など大切なポイントをしっかりと聞いて、実践
してみます。
どうにか助かろうと動いてしまうと、命を落とすリスクが高くなる、いかに体力を
消耗せずに長く浮き続けることができるかが大切です。
夏休みに入る前には、子供たちとともに命を守る・安全について考え、話し合います。
また、全国では毎年、水難事故の悲しいニュースが流れてきます。志免中央小の子供た
ちが、事故に遭わないよう、命を守る行動をとることができるよう願っています。