トップページ > 史跡・文化財 > 志免鉱業所跡が県の史跡に指定されました

志免鉱業所跡が県の史跡に指定されました

印刷用ページを表示する 掲載日:2010年3月17日更新

名 称   志免鉱業所跡(しめこうぎょうしょあと)竪坑及び第八坑関連地区
所在地   福岡県糟屋郡志免町大字志免715番12の一部ほか
所有者   志免町
種 類      史跡
年 代      昭和
指定日   2010(平成22)年3月24日

概要

 志免鉱業所跡はシーメイトの敷地内にあります。この地域には質のよい石炭があったので、海軍が1889(明治22)年に新原採炭所(須恵町)を開いて後、第二次世界大戦中に、竪坑と第八坑などが掘られたところです。

 第八坑の設備は1940(昭和15)年3月に完成し、1943(昭和18)年には竪坑との間の連絡坑道が地下深いところで結ばれ、より深い層の石炭を採掘し、軍艦や工業用の燃料としました。戦後は国鉄の燃料を掘りだしましたが、一貫して国営の炭鉱だったので、志免町から須恵町一帯は、大正から昭和のはじめにかけて郡内一の炭鉱として繁栄しました。1964(昭和39)年に閉山しましたが、今も残る遺構は、石炭生産の集約された最盛期のようすを伝えています。

 指定された地区は、75年間に及ぶ志免鉱業所の操業のなかで中心となった場所で、それらの良好な遺構は、歴史上価値が高いことから県の史跡に指定されました。

なお、竪坑櫓は2009(平成21)年12月8日に国の重要文化財に指定されています。

指定範囲の図
昭和30年代の様子 現在の第八坑部分
昭和30年代                           現在の第八坑部分