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自分の命は自分で守る意識をもちましょう

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年11月1日更新 <外部リンク>

災害に備えよう!災害を考えよう! 令和元年11月号

 本年8月の九州北部の前線に伴う大雨の際に、気象庁の緊急会見では、「自分の命は自分で守る」意識をもってください、「命を守る最善の方法」を取ってくださいと何度も、テレビを見ているみなさんに向けて注意を呼び掛けていました。
災害が起こりそうな時には、テレビ、ラジオ、インターネットなどから様々な情報を得ることができますが、その場に留まるか、避難するかの判断をできるのは、自分自身です。身動きが取れなくなる前に状況を判断して安全な場所への避難を完了してください。

自助とは

 「自分の命は自分で守る」行動を自助と言います。
自助は、防災の基本となる考えです。「自分の命は自分で守る」「自分のことは、自分で助ける。自分で何とかする」ことになります。
 自助を行うためには、災害を意識した事前の備えが重要になります。「備えあれば憂いなし」と諺にあるように災害に対して普段から準備や対策、対応ができる状況であることが重要です。
防災グッズや緊急避難グッズ、非常食を準備したり、家具の転倒防止、家屋の耐震補強を行ったり、ベッドの傍に懐中電灯や靴・スリッパを置いておくなど、日ごろから災害に備えるようにしましょう。

 自助が防災の基本の考えといわれるのは、一人一人が自分と自分の身の回りの防災を考えることで災害に対する心構えを持ち、被害を最小に抑えることができるからです。さらに災害で自身を守る事により、家族や友人、近所の人などと助け合うことができるようになります。
 まずは、自分の命を第一に考え、安全を確保する行動をとってください。

命を守る最善の行動

 警戒レベル5が発表された状況になると、一般的に災害がすでに発生している可能性があり、外の避難所に向かうのは、家の中より危険な場合があります。

(洪水などの水害の場合)
氾濫一歩前 水害が起きて道路が冠水している場合、人が歩ける水深は最大50センチと言われていますが、水の下の状況が確認できない場合、道路と水路の境がわからず水路に落ちたり、マンホールや側溝の蓋がずれていて足を取られたりすることがあります。そのような場合は、無理をして避難所まで行かず、自宅の高いところに避難(垂直避難)してください。

(土砂災害の場合)
 土砂災害警戒警報が発表されたが、色々な理由で避難ができない場合は、崖と反対側の2階の高いところ、家の中(屋内)土砂崩れでより安全な場所に避難してください。しかし土砂災害では、家が飲み込まれたり、倒壊したりして、家の中では、安全を確保するのが難しい災害です。できるだけ指定避難所等の安全が確保できる場所に避難をするようにしてください。自分の周りで土砂災害が発生する予兆があったらその場に留まらず、命を守るためにすぐに避難してください。

正常性バイアスを疑う

 避難行動を考える際に、「正常性バイアス」と言う言葉が、よく使われます。屋上に逃げ遅れ
これは、今までの経験等により、「今まで大丈夫だったから今度も大丈夫」、「自分は被害にあうことは無い」、「川が氾濫してもここまでは水は来ないだろう」などといった考えに囚われて正常な判断ができなくなることを言います。
正常性バイアスに陥ると災害が目の前まで迫っても、「まだ大丈夫、自分だけは大丈夫」と考えてしまい、逃げ遅れて救助対象者になってしまったり、最悪、被災して命を落としてしまう可能性まであります。
 警戒レベル4が出されても避難に躊躇してしまうときは、正常性バイアスに囚われていないか冷静に判断してください。    

災害に遭ってしまったら

 まず第一に自分や家族の命を守ってください。自分と家族の安全確認ができたら、避難所に避難するか、別の安全な場所に避難するか判断することになります。
 避難所までの経路に危険があり、現在いる場所が安全の場合は、無理に避難せず、その場に留まることも大事です。今の場所が危険と判断した場合は、安全が確保できる場所に移動してください。
 避難所や安全な場所に避難できたら、避難してきた人たちと協力して命を守るための行動をしてください。